まりぽの楽描帳

『意識×出会い×行動』で人はいくらでも変わり、成長できる。『幸せの形』は人それぞれ。日々の海外生活(今はベトナム・ハノイ)を好き気ままにアップ。

また明けました

再び明けました、2012年。
明けましておめでとうございます〓

何もしないのも勿体無いので、
友だちと3人で、
ホアンキエム湖の花火を見に行った。
ハノイのいたるところで、
深夜12時に花火が打ち上げられた。

ここ数日間、急激に寒くなった。
特に、雨で気温がだいぶ低下。
完全防備で出発。

かなり混むと聞いていたけれど、
実際に行ってみると、
気が抜けるほどの人の少なさ。
普通にスタスタ歩ける足跡
(日本の花火大会を想像していた。)
いつもこんなものなのか、
あるいは今年が少ないのかは、
定かではない。
なにせ3人とも初めてだったから。
(友だちの1人は同じ家のドイツ人。
もう1人は日本語が話せるベトナム人。)

とにかく寒いので、
ひっそりと人の後ろに立ち、
風をしのぐ。
背後霊幽霊

湖の周りには若者がたくさん集まり、
座って飲食を楽しんでいた。
そこら中から、
スルメイカの良い匂いが
プーンとただよってきた。
(その場で焼いて売っている人がいた)
ドイツ人の友だちには、
「臭かった」っぽい。

久しぶりの花火。
きれいだった。
盗難に気を付けるよう友だちに脅されたので、
カメラは持って行かず。
友だちがデータをくれたけど、
残念ながら映像のみ。
ここに載せられないのが残念。

花火の途中、
なにかがポトっと落ちてきた。
頭をコツンと直撃。

…あぶなっ!!

でもあれはきっと、
トトロが落としたどんぐり…
ということで。


帰宅後、家の大家さん(すぐ隣の家に住んでいる)が、
ご自宅に招待してくださった。
既に深夜1時。

お断りするのも失礼なので、
皆でお邪魔した。
大家さんは4人家族。
今年から大学に進む娘さんと、
まだ高校1年生の息子さんがいる。

ベトナムでは、
自分よりも若い人(子どもなど)や
年配の方(祖父母など)に、
お年玉?(英語ではlucky moneyと呼んでいる)を
渡す習慣があるので、
この機会に実行してみた。
人にお年玉を渡すなんて初めて。
勝手に、ちょっぴり大人になった気分を噛み締める。
金額は、お世辞にもお年玉とは呼べないほどの、
ほんのわずかな額だけど。
大事なのは気持ち笑顔

大家さんのご自宅では、
ベトナム正月恒例の、
bánh chưng (餅米、豆、豚肉を葉っぱで包み10~12時間蒸した食べ物)、
それからドライビーフ
チョコレート、
お豆、
果物と、
ありとあらゆるお菓子・食べ物を、
次から次へと出していただいた。
そして飲み物は、やはりビールとウォッカ

ウェルカムバック。
おデブ人生まっしぐら。
(ベトナムにいる4ヶ月間で5kg太り、
日本にいる10日間で2kg減った。
原因は①外食 ②ベトナム人による、必要以上の
お食事のご接待(満腹だと伝えても、
ăn đi ăn đi(食べて食べて)と進めてくる方も…)

① は自己責任
② はとりあえず危険

大家さんは英語が話せず、
家を借りている私たち欧米+日本人は
ベトナム語が話せない。
私以外の家の人は最近ベトナムへ来たばかりか、
あるいは仕事が忙しく勉強していないため、
全くベトナム語を話せない。
私がベトナム語で「私はベトナム語を話せません」
と言うことが、=「ベトナム語が話せる」に早変わり。
まいった。

授業で習った限られた単語と文法を思い出すべく、
スカスカの脳を必死に絞りに絞り、
ひっちゃかめっちゃかの会話を試みる。
あまりのひどいベトナム語に、
大家さんの顔は、あっという間に
へのへのもへじ

が、流石多くの外国人に何年も家を貸ている方だけあり、
凄く気長にこちらのベビーベトナム語を聞いてくれた。

今更ながら気付いた。
というか実感した。
こっちへ来て初めて、
自分がベトナム語を話さないと、
会話が成り立たない環境におかれた。

英語とベトナム語が話せる友だちも、
日本語とベトナム語が話せる友だちもいない。
かなり低レベル。
でも必死なまでも、楽しんでいる自分がいた。
驚いた。

アメリカにいた時のことを思い出した。
習った英語を使って、伝わった時の小さな喜び。

しばらくお邪魔したあと、深夜2時頃帰宅。
大家さんが優しい人でよかった。


ところで、ここの近所には、
外国人が全くいないらしく、
私たちの家は一軒だけ浮いているようだ。
ベトナム人いわく、私はベトナム人っぽい顔らしいけど、
ベトナム人以外に聞くと、
ベトナム人には見えないと言われるが)
欧米人は白人。
どう頑張っても無理がある。
ベトナム人にとって、
外国人はまだまだ物珍しいのか、
あるいは異物なのか、
ジロジロと様子を伺ってくるように感じる。
ハノイには欧米人がゴロゴロといるので、
今更初見でもないはずだけれど)

ドイツ人の人に聞いても、
人からの視線がとにかく疲れると言う。
それはそれで可哀想。

ベトナム人
学生・ワークキャンプ
日本人…
欧米人…

それぞれのカラーがある。
どれもちょっとずつしか知らないけれど、
互いに違って面白い。
自分はどれにもまだ溶け込めていないけれど、
ちょっとずつかじっていきたい。

でも大切なことは、
大切にしたい気持ちは、
そのままそっと、
大切なままにしておきたい。

バランスペンギン
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