まりぽの楽描帳

『意識×出会い×行動』で人はいくらでも変わり、成長できる。『幸せの形』は人それぞれ。日々の海外生活(今はベトナム・ハノイ)を好き気ままにアップ。

FUJI奨学金授与の旅④

今日はヴォーティサウ高校とグェンディンチュウ中学校の学生20人とハイキング。

午前中はサム山の登山。

朝一、近くのマーケットを探検し、アオザイの生地や地元の食べ物を見て回った。
マーケット近辺で少年や障がいを持った方が小物を売ったりお金を求めてくる。ハノイで似たような光景に遭遇し、少々慣れつつある自分にふと気が付いた。

その後、学生と共にサム山へ向かった。目的地に到着すると、誰の指示があったわけでもないはずなのに、皆バスを降りるなり、隣に座っていた学生とペアになり、手をつないで歩きだした。

サム山の中間地点にあるフックディエン寺まで、少々急な階段を登ること10分。

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途中、お坊さんの集団が体育座りやあぐら座りでチェーらしき物を美味しそうに食べる姿を発見。日本のお坊さんのイメージと違ってラフな感じ。

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(お坊さん、休憩中)

お寺から街を見渡し、景色を楽しんだ。

その後は希望者だけ引き続きサム山を登山。疲れ果ててバテる私たち日本人の手を握り、引っ張り、足元に気を付けてと気遣い、誘導してくれる頼もしく優しい学生。急な山道をしばらく登り続け、何とか到着。
頂上で撮影した集合写真は、皆汗だくになりながらも誇らしげ。地上を見渡すと、綺麗な山や川、田んぼが視界一面に広がる。ハノイにはない新鮮な空気をたっぷり吸い込んで、再び来た道を戻った。

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(サム山から見た景色)

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(サム山から見た景色)

午後はクルージング。下手に手を出したり、左右に揺れると、今にもひっくり返りそうなボート。360度見渡す限り緑に包まれた自然の空間。木々が深々とそびえ、水面は花や葉で覆われ、木の隙間からは、さぎがひょっこり姿を現す。
途中、大きなボートから小さなボートに乗り換え、更に奥へと進んで行く。
ボートの台数に制限があり、半分以上のメンバーがしばし待機。が、予想外に長い待ち時間だったため、ついにカラオケ大会が始まった。最初は学生、次に先生、そしてFUJI教育基金へと順番が回ってきた(笑)

このクルージングでは、ベトナムで初めてゴミ一つない大自然を堪能した気がした。

緑の香り。鳥の鳴き声。そして風の音。幸せ。

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その後、一度皆でホテルに戻り、けん玉や駒の遊び方を学生に伝授した後、学生は学校へ戻り、各自自転車などで帰宅。

今日も長い一日。明日はいよいよ最終日。