ハノイ大学にて写真展
今日はハノイ大学で写真展。
ミーティングホールで行われる献血に集まる学生さんをターゲットに、入り口付近にブースを出した。ミンチュウの友達が献血の運営スタッフということで、今回はそのつてで大学側には写真展の許可をまとめて申請してもらった。その方がスムーズで早く進むらしい。机や椅子、ポスターを張るボードなども、ミーティングホールの物を貸りた。
居たり尽くせりで本当に感謝の気持ちでいっぱい。
休憩時間にはちょくちょく学生が集まって来てくれて、献血の学生スタッフもたくさん見に来てくれた。これまでは日本語学部の学生さん限定だったから、今回はいろんな学生さんと交流できて新鮮だった。
写真や活動説明は、ほとんどキャンパーやブルードリームズのメンバーが率先して行ってくれた。
途中、宮崎先生もお忙しい中立ち寄ってくださり、午後は先生の呼びかけで日本語学部の学生も来てくれた。
言葉がわからない私は基本ボケーっとしつつ、日本語か英語が話せる学生さんは対応。
思っていたよりもはるかに多くの学生さんが立ち寄ってくれて、運営側も充実&達成感に満ちた様子。
皆であーだこーだ話し合い・言い合いをしながら頑張って準備してきた甲斐があった。
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余談
今朝ミンチュウと最終確認をしている際に、思わぬことに気付いた。
行き違いがあり、印刷したチラシが英語・ベトナム語のはずが、ベトナム語のみだった。念のためその内容を再確認していたら、「ハンセン病が長年差別・偏見の対象になっている」という英語にはあったはずの一文が、カットされてしまっていた。個人的に、この事実は今回学生さんたちにどうしても伝えたかった。
「偏見・差別について考えて向き合う。」
これは自分のとって、ハンセン病療養所でワークキャンプをやる上で最も大切にしていることの一つで、厚かましいけれど、周りの学生にも是非一緒に考えて、向き合って欲しいテーマだと思ってる。
今回は印刷し直す時間がないので、結局ポスターにちょこちょこっと書き足す形にして対応した。直前に気付いてよかった。