まりぽの楽描帳

『意識×出会い×行動』で人はいくらでも変わり、成長できる。『幸せの形』は人それぞれ。日々の海外生活(今はベトナム・ハノイ)を好き気ままにアップ。

2011年夏キャンプの下見①

10月中旬から下旬にかけて、8月にキャンプを行ったバサオ療養所の訪問と、北部・中部のハンセン病回復村・療養所の下見に行ってきた。

下見はブルードリームズで知り合ったルーとタム、日本人の友達の陽ちゃん、そして中国キャンプで仲良くなったビンビンもアメリカ留学を終えて参加。楽しいメンツ。  ※ブルードリームズ:8月キャンプを運営してくれた障がい者のボランティア団体。

下見先

①北部:トゥエンクアン省、ドンレン村(ハノイから北へ約200㎞)       

・村人(回復者)は約20名、一人暮らしは6名。

・子供・孫など家族を含めると約100人。

・国からの支給:月18~36万ドン(750~1500円)。

・看護師・医者はいない。

・近くに小中学校があり、高校は約15㎞。

・山と木に囲まれた大自然

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ハノイから車で約5時間半)

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(大通りから約20分、凸凹道を奥に進むとドンレン村がある)

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(バイクがはまって動けなくなってる)

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(ご家族がいるお宅の一軒家)

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(一人暮らしの方は長屋の個室)

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(一人暮らしの方のキッチン)

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(村の方と交流)

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(水牛を飼っているご家庭もある)

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(村の中を一軒一軒案内していただく)

②中部:ビンディン省、クイホア療養所

・患者さん約400名(中部地域から集まる)。

・隣接する村に住む一人暮らしの回復者約100名。

・隣接する村に住むご家族多数。

・立派な病院で支援も複数。夏にはオランダから医学生がボランティアに来る。

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(病院)

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(隣接する村へ進む道、外部の人も村は自由に出入りできる)

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(村の中に小さなショップがある)

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(村の中の小学校)

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(村の中の一角に建物があり一人暮らしの方が住む。医者・看護師常在。)

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(村から外に出ると一面海。子供達が遊んでる。)

長年ハンセン病の支援を行っている「オランダ救らい協会」や「笹川記念保健協力財団」によると、中部の山奥には少数民族が多数住んでいて、そこの生活は特に困難で、治療を受けられることを知らない人も時々いるという。そのため、発見が遅れ治療が遅れると、後遺症も残ってしまう。

そういった地域の管轄をしているのがクイホア療養所。

外国人は中々ボランティアでは入れてもらえない地域とのこと。

そういうところにこそ、行きたいんだけど…。

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バサオ療養所訪問(8月キャンプ開催地。)

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(ご家族がいないおばあちゃん。6人で一部屋。久しぶりの再開。)

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(療養所の子供たち)

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ハノイにて。

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(夏と打って変わって過ごしやすい。ハノイはお花が咲いてきれい。)

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(ルー(左)と夏キャンパーのロイ(右))

中越のメンバーで話し合い、来年の2月はドンレン村で一人暮らしの村人を対象としたワークと村人との交流をする方向。

上の写真に移っている部屋の前の階段。現状段差が違う、壊れかけている、コケが生えている、手すりがないなどで危なく、出入りの際は手をついている方もいるので、ワークで改善予定。